・解剖学の勉強が面白くない
・暗記が多い
・楽して覚える方法が知りたい
そんな悩みを解決するために役立つ記事です。
解剖学を勉強するのは大事ですが、時間がかかります。
そのため、多くの人は授業を受けたり、勉強していると苦痛に感じてしまうはずです。
当時、理学療法学科の学生だった私も解剖学の量と内容を目の当たりにして苦手意識を持ちました。
しかし今となっては、仕事をする上で大切な学問となり、解剖学を好きに変えることができました。
今回は苦手だった解剖学を好きになった私がこうすれば解剖学を楽しく覚えられるのでは?と思いついた方法を書いています。
結論から言うと、楽しく勉強できれば解剖学が好きになる!です。
今回お伝えする解剖学の勉強方法とはトランプやカルタなどのグッズを使って遊びの中で覚えることです。
過去の記事にはグループで触診の勉強をすると触る技術に合わせて骨や筋肉を覚えられると書きました。
以前の記事はこちら
前回とは方法と違う角度で解剖学を楽しく勉強できる方法を伝えていきます。
それではどうぞ!
楽しめるおすすめ解剖学グッズとは?
ここで、解剖学を楽しめるようになるおすすめグッズを3つ紹介します。
1つはトランプ、2つ目はパズル、3つ目はカルタです。
そして、おまけで1つ紹介します。
これらは遊び方がシンプルで楽しみながら解剖学を勉強できると思います。
トランプで勉強
最近は通信機器の発展によってスマホなどでのアプリで遊べる時代になっていますが、いまだにトランプも楽しいですよね。
学生時代なんかはトランプをして過ごした方も多いでしょう。
そして今回お勧めするトランプは、筋肉の名称と絵柄があるトランプです。
それがこちらです!
どうでしょうか?
トランプで遊びながら筋肉を覚えることが出来そうですよね。
ババ抜きやポーカーで遊ぶときに絵柄を見る機会があります。
絵柄を見る機会が増えることで印象に残りやすく、名称を覚えられるようになるでしょう。
そして、楽しい思い出のほうが記憶に残りやすいので忘れにくくなります。
ジグソーパズル
実はジグソーパズルもあります。
これも遊び要素で覚えることができますね。
トランプはグループで行えるものですが、パズルは一人でも十分楽しめることができるでしょう。
ピースが上手く見つからないなど、何か思い出に残るエピソードがあれば印象に残すことができて、忘れられません。
繰り返して行えばジグソーパズルのおかげで模型を頭の中でイメージできるようになるかもしれません。
カルタ
上の2つに比べればカルタはあまりやらないかもしれません。
しかし、普段やらないからこそインパクトを残しやすく解剖学を覚えることができるはずです。
トランプと違い、筋肉や骨以外も内臓や脳バージョンのカルタがあり、違う分野の勉強も遊んで覚えることができますね。
(おまけ)ペーパークラフト
これは遊びではないですが、骨模型を紙で作ることができます。
実際に自分で作った工程は覚えていやすいため骨の名称や位置を覚えることができます。
止めたり、つなげたりする際に糊や金具を使わずに作ることができます。
完成すると身長が160㎝もあり、大きいですが解剖学を勉強したい人には実物に近いサイズなため、お勧めかもしれません。
完成した後に紙テープで筋肉の起始・停止を結んでみると筋肉の勉強もできますね。
楽しいことは脳内物質(ドーパミン・エンドルフィン)が分泌されて記憶力が高まる
科学的な説明を補足として入れておきます。
なぜ、楽しいほうが覚えられるかというと、人は喜怒哀楽にともなって、記憶力を増強する脳内物質が分泌されるからです。
ドーパミンは聞いたことがあると思います。
ドーパミンわくわくした時や目標を達成できたときに特に分泌されます。
次にエンドルフィンという脳内物質は優勝や目標の達成などの喜びを実感する時に分泌されます。
あとは、不安や恐怖で分泌されるアドレナリンやノルアドレナリンがあります。
苦痛の時間を過ごす解剖学の勉強では、この脳内物質が分泌されにくいため、記憶に結び付きにくいのです。
つまり、楽しく過ごす解剖学の勉強を行うことでドーパミンやエンドルフィンが分泌され、記憶に残りやすくなるのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
解剖学が覚えられないという人の役に立てられれば嬉しいです。
簡単におさらいをしておきましょう!
・苦痛の時間ではなく、楽しい時間を作り出そう!
今回はトランプやカルタ、パズルで解剖学を遊びながら学べるグッズを紹介しました。
・楽しいことで脳内物質が分泌され記憶力が高まる!
楽しいや嬉しいと感じることで脳内物質であるドーパミンやエンドルフィンが分泌され記憶が結び付けられるようになります。
この記事を読んでやってみたい方がいればリンクから購入してみてください。
それでは楽しく解剖学をお勉強!解剖学グッズを使って遊んで覚えよう!でした。
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