ここは私が培ってきた臨床経験や社会で感じてきたことをお伝えするサイトです。
自己紹介とブログを行うきっかけをお伝えしていきます。
理学療法士になって約8年。
これまでいろいろな人と出会い、成長することが出来ました。
新卒から働いていた職場の環境は残業も少なく、やりがいを感じて充実した日々を過ごしていました。
しかし、充実を感じていた反面、これでいいのかとも思えるようになってきたのです。
残念ながら、理学療法の将来は安定ではないと考えたのです。理学療法の技術以外にも別の何かが必要なのではないかと思いました。
今回の内容は私の理学療法士を目指したきっかけと、理学療法士だけで働き続けることの不安を書いております。
解決の手段としてブログを立ち上げるということになりました。
理学療法士を目指すことになったきっかけ
きっかけは高校3年生の夏。
部活を引退し、いよいよ受験生となりました。
進学先をどうしようか悩んでいると母から
看護師になれば?と言われました。
たしかに資格として持っておくと安定はする。しかし、私は血をみるのが苦手だったのです。
次に母から理学療法士という仕事はどう?
と勧められた後、調べて魅力を感じたのがきっかけです。
魅力を感じたポイントは
- 国家資格
- 夜勤がない
- 残業が少ない(当時)
- 効率の良い身体の鍛え方ができる
- 血を見る機会は少ない
でした。それから私は理学療法士になるために勉強を始めました。
どんな理学療法士を目指したか
進学先は理学療法専攻のある大学となりました。
大学の講義で勉強していくうちに呼吸器疾患に苦しむ人を助けられる理学療法士になりたいと思いました。
なぜなら、私自身が気管支喘息を患っていて辛い気持ちが分かるからです。
呼吸器疾患に対してのリハビリのプロになろうと日々精進していました。
新卒の職場選び
大学4年生では実習や国家試験の対策を行いながら就活も始めました。
はじめは急性期の病院で呼吸器の理学療法に積極的なところと考えていました。
しかし、実習先の人から「新人教育がしっかりあるところがいいよ」とアドバイスをもらい、新人教育を行っている職場も探しました。
最終的に後者の職場で働かせてもらうことになります。
病院勤務
アットホームな職場と新人教育
そこは科長を除き、10年前後の先輩が数人と3~5年目の先輩が15人くらいの人数で1年目と2年目に新人教育をしてくれました。
新卒で入った職場はとてもアットホームで人見知りの私も次第に打ち解けていくことが出来ました。
そこでは急性期と回復期病棟をそれぞれ3年ずつ経験することが出来ました。
また、後輩が毎年3~4人入職するので、後輩が入ると今度は私が先輩として教えていきました。
外の世界はどうなんだろう?
理学療法士はやりがいがあるけど定年まで働けるのかな?
仕事内容的に肉体労働で周りのスタッフも腰痛を持っている人が多数いました。
50~60歳になってもこの仕事内容で働けるのかなという不安が頭をよぎりました。
もし、理学療法士として働けなくなったらどうやって生活していけばいいのだろう?
何かしらの理由で働けなくなった場合、病院での社会経験はほとんど役に立たないのではないかと思いました。
「もっと幅広い視野を持ちたい」
と思い、転職を決意しました。
クリニック勤務へ
病院勤務との違い
転職先は整形クリニックでした。
入院リハビリ中心であった病院と違い、整形クリニックは外来リハビリテーションとなり、より素早く結果が求められることが出てきました。
外来リハビリの場合、来なくなってしまったらリハビリは終わってしまいます。
リハビリが継続できるようにしっかりと説明や結果を出していく必要がありました。
病院勤務時代とは環境が変わり、変化に戸惑いがありましたが、慣れてくると短時間に評価やアドバイスが出来るようになり、徐々に成長を感じました。
環境が変わっても視野はあまり広がらなかった
クリニックに転職し外来リハビリを多くこなすことで理学療法士としてのスキルアップは出来ましたが、相変わらず『理学療法士』の資格がなくなると何もできない自分がいました。
理学療法士と他に何かを身に付けるために図書館で目に付いた本を借りて通勤時間に読むことにしました。
その借りた本に「これからはITの時代だ」と書かれていたのを見てある考えが浮かびました。
ブログの立ち上げへ
日本の理学療法は徒手的に行うことが多くパソコンに関わるのはカルテを使用したときや勉強、文献を調べる時です。難しいIT技術を必要としていないのです。
IT技術を持つことで仮に理学療法士として働けなくなった場合、IT技術+理学療法士の経験が役に立つと考えたのです。
理学療法士の経験を使いつつ、自分もいろいろなIT技術を経験できると思ったのが、ブログでした。
立ち上げた当初は戸惑いの連続でしたが、少しずつブログのノウハウが分かってきました。
この行動が正解かまだ分からないですが、試行錯誤をしながら楽しくブログを書いていきます。
是非、応援よろしくお願いします。