「アナトミートレイン」を勉強したいけど難しいよな~。
研修に参加するのもお金がかかるし、理解できなかったらどうしよう。
そんな悩みを解決できる記事を用意しました。
私もアナトミートレインの本を買ってみたものの内容が難しく途中で読むのをやめてしまいました。
研修会に参加することも考えましたが、時間もお金もなかったため、諦めていました。
結論から言うと、YouTubeで勉強することです。
この記事を読めば、アナトミートレインの勉強方法を知ることが出来ます。
間違ったアナトミートレインの考え方
アナトミートレインの本を何気なく買った私が勘違いしていたことです。
本を読むことで気づきましたが、私以外も勘違いをしているかもしれないので先に書いておきます。
新たな筋運動学を構築するものではない
今までの考え方は筋を分離し、個々の作用で関節の運動や安定性の影響を考えられてきました。
「分離して考える」という方法を、「枠組みにとらわれずに考える」という方法で研究されたのが、アナトミートレインでした。
アナトミートレインは標準的な従来の見解を否定するのもではなく補完することを目指している。
アナトミー・トレイン [Web動画付]徒手運動療法のための筋筋膜経線(第3版)より
と本の中でもしっかり述べられています。
棘下筋が肩関節外旋に作用することや、ローテーターカフを形成し、肩関節の安定に機能していることに関しては肯定しています。
そして、ディープ・バックアーム・ライン(DBAL)という小指から胸椎や頸椎まで走る機能的に接続した筋筋膜経線の一部として棘下筋も機能しているという考え方を加えているのです。
そのため、解剖学や運動学などの従来の基礎知識を持ってアナトミートレインを学ぶ必要があります。
無料で勉強
無料で出来る勉強とはYouTubeです。
「なんだそんなことか」と思う方がいるかもしれませんが、費用がかからずに無料で勉強が出来るのはメリットです。
2020年6月現在、「副業」というワードも世の中に浸透していく中で「YouTuber」と呼ばれる人も増えてきました。
医療系のYouTuberも存在しており、中にはアナトミートレインの解説動画を投稿している人がいます。
その人たちはたくさんの人に投稿した動画を見て欲しいため、だれよりも分かりやすく工夫をしているのです。
知るべきポイントをおさえて説明してもらえるので、そのまま臨床に使える可能性があります。
そして動画の内容と照らし合わせながら、本を読むことで頭の中に内容が入りやすくなります。
デメリット
無料で勉強できるというメリットに対してデメリットを考えてみます。
1つ目は全てを動画で理解することはできないことです。
メリットでポイントをおさえて動画にしているとありましたが、逆をいえば長々とはできないということです。
動画が長すぎると視聴してくれませんのでコンパクトにまとめる必要があるからです。
もっと深い部分を理解するためには本を読む必要がありますね。
2つ目に考えられるのは信憑性です。
もしかしたら、全くあべこべなことを話しているかもしれません。
実技では効果があるように演技しているのかもしれません。
この信憑性を解決するためには同じテーマで複数の動画を見ることです。
そして、鵜呑みにはぜす、後で本を読んで確認することをお勧めします。
終わりに
アナトミートレインは今から勉強しても遅くないです。
昔と違い、アナトミートレインが浸透してきたからこそ動画が投稿されて無料で勉強することが出来ます。
そして、研修会の参加費が浮き、他のことに使いまわせるのは大きいですね。
是非、有効活用していきましょう。
以上、【無料でできる】今からアナトミートレインを勉強する方法でした。