本を読むと眠くなっちゃう。
気付けば同じ文章を繰り返して読んでる。
本を読もうと意気込んだものの上記のように感じて途中でやめてしまった人がいるのではないでしょうか?
本の選び方や楽しみ方が間違っているのかもしれません。
私も、社会人になってから本は理学療法の参考書を読むくらいしかしていませんでしたが、ここ1年くらいで本を読むことの楽しさを感じることが出来ています。
今回の記事では本を読むメリットを伝えて、楽しく読める方法をお伝えしていきます。
結論から言うと、楽しく読める方法は興味のある分野の少し難しい本を読むことです。
それではご覧ください。
本を読むことの3つのメリット
まずは、本を読むことでどんなメリットがあるのかを知っておく必要があります。
頭が良くなる
当たり前と言われればそうですが、本を読むことで頭が良くなります。
なぜなら、知識がつくからです。
身体の衰えは20代をピークに徐々に始まっていきますが、脳の衰えは20代ではありません。
思い返してみると、ノーベル賞を受賞できた人も決して若い人ではないです。
おそらく、色々な本(文献)を読み、インプット・アウトプットした結果がノーベル賞受賞という素晴らしい結果に繋がったはずです。
人間の能力は脳を鍛えることで何歳になっても成長し続けることができます。
他人の経験を知ることが出来る
本を読むことで他人が経験して理解したことを経験せずに知ることが出来ます。
他人の経験を知ることが出来るのは人生の中で時間短縮になります。
なぜなら、本来は自分も苦労するはずだった問題点を誰かが先に解決し、その方法を教えてくれているからです。
問題点を解決してくれているので、そこで悩む時間を要さず、別の所に時間を割けるようになることは大きなメリットとなります。
現代では、本以外でもネットやSNSで情報を得ることが出来ます。
しかし、ネットやSNSで本と同じように文章構成をしてしまうと長くなり読みにくくなります。
そのため、簡潔にまとまった読みやすさを重視した構成となっており、著者の思いがなかなか表せなかったりします。
本は著者の思いを表すような文章構成やページ数になっているので、キーワードや簡単な内容はネットから得て、より深く掘り下げたい場合は本を読むことをお薦めします。
自己成長を感じられる
本を読むことで自分が成長していることを実感できるようになります。
読んだ本の内容から「やってみたい」や「もっと知りたい」と思い、次の行動に移すことで成長をすることが出来ます。
次の行動とは自分で実践することです。
例えば、節約術の本を読んだとして実践しない場合は自分にはメリットがなく、何も残りません。
実践することで節約を実感でき成長を感じることが出来るのです。
1冊の本を読んだだけで満足してしまうと成長はしませんが、何冊か同じ分野の本を読んで共通する部分があれば誰もがおすすめする方法なので、実践してみる価値が出てきます。
「楽しく読める」と思える気持ちになる
本を読むことで「楽しい」や「ワクワクする」と思えることが何よりも一番大事で記憶にも残りやすいです。
本を読むことが楽しくなれば習慣化することが出来ます。
習慣化して自己成長が実感できるともっと楽しくなります。
では、楽しく読めて、習慣化できる方法とは何でしょう?
少し難しい本を読む
読むときに簡単すぎても成長できませんし、難しすぎるとつまらなく感じてページが進みません。
楽しく読める本は自分の能力より少し難しい本、つまり自分が少し成長できる本を読む必要があります。
これは脳内物質のドーパミンが関わってきます。このドーパミンは楽しくてワクワクするときに分泌されます。
分泌されると幸福、充実を感じることができ、本であれば続きが読みたいと思ってしまうでしょう。
そのため、0から学ぶときは入門書を選び、読んできてワクワクするようであればどんどん読み進めていくと良いでしょう。
最初こそ入門編や初級編が多いかもしれませんが、頭が良くなり、自己成長していくにつれて色々な本で楽しく読めるようになります。
自分の得意な分野から読んでいく
読書が進まない理由としては苦手だからというのが一つあります。
苦手なことを我慢しながら行っても苦行でしかなく、嫌になってしまいます。
本を読むという行為を得意になることで読書が習慣化されます。
上記で述べたような自分の能力より少し難しい興味のある本から読み始め自分のレベルアップを実感しましょう。
自分の興味のある分野の読書からはじめて成長(レベルアップ)を実感することで、読書への苦手意識が改善されていきます。
読書に慣れてから苦手の分野に挑戦すると進まなかった読書も楽しむことが出来ます。
楽しく読める本の見つけ方
本を読むメリットをお伝えして、本を楽しく読む方法もお伝えしました。
しかし、楽しい本が見つけられないと読書を始められません。
試しに書店で買ってみたものの、読書が進まず、結局読まなかったら成長するチャンスが台無しです。
最後に解決方法として、私がどうやって読書を習慣化できたかをお伝えしていきます。
図書館を利用しよう
良いものかどうかもわからないものにお金をかけたくない
こんな損得勘定が働いていたはじめの頃の私は近所の図書館で本を借りることにしました。
図書館は専門書は少ないですが、様々な分野の入門書は置いてあります。
無料で自分の興味のある本を読むことができ、自分に合ってなくても返せばいいだけですので、気楽に読書をすることが出来ます。
結果をだすことに必死になって本を読んでしまうとストレスで楽しいと感じなくなってしまいます。
まずは興味のある本を図書館で借りて本を読むことが苦にならないようにしましょう。
本を選ぶときは直感で決めましょう
本屋や図書館に行くと1冊の本が目に留まることがあります。
この時に「なんだろう?」や「読んでみようかな?」と思ったら、その本を読んでみることをおすすめします。
タイトルに直感とはいいましたが、理由もあります。
世の中は視覚から入ってくる情報がたくさんあります。
全ての情報を取り入れようとすると脳が疲れてしまうので無意識に取り入れる情報の制限をします。
無意識に取り入れる情報の中には自分が悩んでいるもの、興味のあるものがあります。
そのため、本屋で何気なく眺めていたら目に留まる本を見つけた場合、無意識に求めていたものである可能性が高いのです。
そう考えると色々とあれこれ悩みながら考えるより直感を働かせた方が良い本に出合える可能性があります。
直感を試してみたい場合は図書館の利用がおすすめです。
終わりに
いかがだったでしょうか?
SNSなどのネット社会となっている現在、以前と比べて本を読む機会が少なくなっています。
SNSやネットとは違い本を読むことのメリットもあります。
- 本を読むことで成長(レベルアップ)が出来ます。
- 他人の経験を知ることが出来るので時間短縮ができます。
- 上の2つも合わさって頭が良くなります。
他の人より成長したのであれば本を読むことが必要で、習慣化するためには楽しく読める必要があります。
「本を読む時間なんてないよ」って人は、下の記事も読んでください。
以上、【苦手克服】楽しく本が読める方法でした。