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理学療法

【これを読めば不安な気持ちが楽に】私の最終学年時の過ごし方【4月・5月編】

理学療法学科の最終学年は4月、5月ともなると最後の実習が始まります。

他にも国家試験の勉強や就職活動と人生を左右するような大きなイベントが連続して待っています。

  • 全部乗り越えたい!けど、何から始めればいいんだろう?
  • やり方は何がいいのか不安。合格できた人はどうやって過ごしてきたのか知りたい。
  • 手っ取り早く情報を得るには体験談を聞くしかない

このような不安を感じている人には是非読んでほしい内容になっています。

おそらく、大多数の人は先輩や先生から話を聞いていると思います。

不安のある人はこのような情報はいくつあっても良いですよね(笑)

先に言ってしまうと、私は4月と5月は臨床実習対策しかしていませんでしたが、次(国家試験)に繋がるようにも勉強していました。

カッコいいことを言っていますが、私も当時は不安でいっぱいいっぱいでした。

そんな私が不安を乗り越えて、実習を合格し、国家試験も受かったという経験が気になる方は是非、見ていってください

それではどうぞ。

その後を見据えた実習対策

上記でも話したように実習対策に重きを置いていましたが、その後も見据えたうえでの実習対策を行っていました。

実習対策で国家試験の評価項目を身体で覚える

今もこの考えは変わっていませんが、当時、私のなかでは実習を合格できなければ国家試験の勉強なんて無意味だと思っていました。

しかし、まったく勉強していなかったわけではなく、国家試験の評価項目は身体で覚えてしまおうと考えていました。

つまり、実習対策に集中することで関節可動域測定(ROM-T)や徒手筋力検査(MMT)などの測定・評価を正確に覚えてしまえば実習後の測定・評価の範囲は少ない勉強時間で済むのです。

その代わりに実習後の国家試験の勉強では測定・評価項目以外に時間を割くことができたおかげで、10月くらいの模試で7割ほど点数を取れるようになっていました。

国家試験の勉強よりも実習での経験のほうが理学療法士として働くときに役立つ

実習で出来た経験は資格をとってからでは経験できなくなります

つまり、とても貴重な時間なのです。

「資格を取って働きだしたら1年目も10年目も相手にとって同じ理学療法士にみられる。」

この言葉は私の学校の先生が授業のときに何げなく放った言葉です。

そうなんです。

免許を取得してしまえば経験年数に限らず、プロになります

プロと一括りにされてしまうため、経験年数のある人と同じ土俵で戦わなくてはいけないのです。

そのため、「まだ学生なので」と融通のきく学生の実習で学ぶ経験がとても役に立つのです。

国家試験の勉強は基礎的なところであるので大事ですが、その基礎知識は臨床で人を相手に有効に使えるかといわれると疑問です。

それよりも、指導者の理学療法の考え方、アプローチの仕方、知識の活用の仕方、コミュニケーションの取り方などを見て学んだことのほうが臨床で役立つと思います。

その貴重な時間が臨床実習なのです。

私の場合、臨床実習が終わって振り返ると

評価項目を上げて正確に測定できればその測定・評価をもとに指導者(バイザー)が足りない部分や必要な部分をアドバイスしてくれます。

逆にそこができていないと指導者も「もっと評価をしてください」としか言えません。

ここで時間を取っていてはもったいないです。

そのため、限られた時間で的確な測定・評価を行うために測定・評価技術の向上と測定・評価の意味を事前に理解している必要があったと感じました。

それをすることで指導者の考えや経験を語ってくれてそれが経験に繋がっていきました。

何もしなかった就職活動

この時期には就職活動は行っていませんでした

大きな理由の一つはやはり実習を合格することに集中していたためです。

良く言えば私は石橋を叩いて渡る慎重タイプで、自分がどんな働き方を将来にしたいかまだ曖昧だったからのです(悪い意味では優柔不断)。

ぼんやりとですが、私自身は気管支喘息があるので、呼吸器系に対するリハビリには興味がありました。

幸い就職活動が大変な業界や地域ではないため、資格があれば就職先は見つかるだろうと考えていました。

そのため、臨床実習で経験して、それも参考に決めようと思っていました。

これだけはやっていた国家試験対策とは

この時期に国家試験対策をほとんどしていなかった私ですが、一つだけ行っていたことがあります。

それは、国家試験対策本の選定です。

当時、主な国家試験対策の本は3冊ありました。

それが

  1. 国試の達人
  2. クエスチョンバンク
  3. 必修ポイント

どれが自分に合う参考書なのかを考えた結果、私は「国試の達人」を主な参考書に選びました。

上の本が「国試の達人」ですが、毎年6月に新刊が出るので購入は6月の新刊以降がお勧めです。

それまでは図書館などで過去の参考書を見て自分に合う本を見つけてください。

3冊の国家試験対策本の特徴は以前の記事に中に書いています。→こちらから【私の勉強法国家試験編】

終わりに

参考になりましたか?

私が試験を受けたのはもう10年近く前になります。

それからあっという間に時が流れました。

この10年でも少しずつ実習や試験が変わっていきました。

またこれからも変わっていくと思います。

しかし、自分がこれから苦労しないためには学生のうちに先回りして優先順位を考えて、理学療法士での仕事を有利に進めていくことは今も、昔も変わらないはずです。

免許取得後の理学療法士の1歩目はみんな同じスタートラインです。

その後の差に影響が出るには今の学生生活での経験が要因になります。

以前の記事では6月~8月は実習の空いている期間をまとめています。下記リンクから読みに行ってみてください。

→【6~8月の過ごし方

この時期を大切に過ごしましょう。

ABOUT ME
aokazu
理学療法士10年目 整形外科クリニックで理学療法を行ってます。 今まで働いてきて思ったことや感じたことなどを伝えていきます。 私の疑問があなたの疑問を解決できることを目指していきます。