理学療法士として働き始める前から私は人見知りの性格をしていました。
就職し、色々な人と接していくうえで情報収集は必須ですよね。ただ、人見知りの私はどのように話をして情報を集めていくのか分かりませんでした。
また、リハビリを楽しい時間にしてほしかったので会話はとても重要だと考えていました。
そんな私が私なりに培ってきたコミュニケーション方法をお伝えしたいと思います。
その方法とは
自分の興味のないことでも関心を持ってみましょう。
新社会人や新しい環境で働く方の参考になればと思います。
職場の周囲に詳しくなろう
病院で入院や外来のリハビリをしている場合、近所から来られている人が多いです。
そのため、会話の中で「〇〇神社」とか「▽▽市役所」を基準に家や場所を話してくれます。
入職当時は周辺の地理が分からなかった私は「そうなんですね」とか「地理が詳しくないのでわからないです」しか言えず会話が広がりませんでした。
会話を広げるためにも休みの日や仕事終わりなどで出てきた場所や地名のところに一度足を運んでみてください。
次回会った時に「この前〇〇に行ってみました」とこちらから話しかけることが出来ます。
何気ない会話の中でも覚えてもらっていたということは嬉しいはずです。
しっかり話を聞いてくれてる人だと認識してもらえれば信頼関係は良好になってきますよね。
実例として「知人が新しいお店を出したから時間があれば寄ってみて」とリハビリ中の会話であり、実際に寄ってみました。
後日、お店に行ったことを話すと「覚えていてくれたの?嬉しい」と喜んでいただけました。
相手の話に興味を持ってみよう
コミュニケーションをとるのは話すということだけでなく聞くことも必要です。
特に相手が好きなことや趣味の話は大事です。
例えば、プロ野球観戦が好きな人に対して、自分が野球に興味がなくても、野球の動向を追ったり、動向を追ってる中で疑問が出てくればそのことを話題にしたりと何か話すきっかけにが作れます。
全く興味のなかった分野でのことも話題に上がればネットなどで調べてみるといいと思います。イベントが開催されたり展示会などがあれば参加してみるのもコミュニケーション能力の経験になっていくと思います。
知らない話題や興味のない分野を「わからない」で終わらせるより、関心を持って歩み寄っていくことで良好な関係が生まれ自然とコミュニケーションが取れるようになってくるのではないでしょうか。
私の経験値
紹介したコミュニケーションの取り方は人見知りの私がなにか読書やアドバイスで見つかった方法ではありません。
臨床に出て7年経つ今、過去を振り返って考えてみると上記の方法でコミュニケーションをとっていました。
この方法ですべての人と上手くコミュニケーションができるわけではありませんし、人見知りじゃない人が見ても当たり前のことと思うかもしれません。
ただ、他の人見知りの人の経験を知っておくと自分に活きるかもしれません。
私が7年かけて培った経験をお伝えすることで新社会人や新しい環境で働く人の参考になればと思います。