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理学療法

【反省を活かす】研修参加で後悔しないための3つの準備

  • 研修に参加したからには知識や技術をたくさん持って帰りたい!
  • せっかくの休日を研修に使ったのにあまり有意義の研修ではなかった
  • どんな研修に参加したらいいか分からない

上記の悩みを解決するような記事を書きました。私自身、新人から3年目までは毎月最低一回は研修に参加していました。

有意義な研修やセミナーが多かったのですが、それでも参加した後に後悔することもありました。それは終盤に疲れて集中力がきれてしまい、内容が頭に入らなかったのです。

当時はそういうものだと気にしなかったのですが、振り返るともう少し体力の分配ができたのではないかと思います。

他にも研修に参加したものの、あまり手応えがなく時間だけが過ぎてしまったことがありました。今回の記事は私の反省をもとに研修前にしておくべき準備を伝えていきます

結論からいうと、参加する前の準備は「臨床で悩んでいることで見つける」「自分が学びたいと思っている分野にする」「基礎部分の準備をしておく」の3つが大事なポイントです。

この記事を読むことで研修やセミナーに参加をしても後悔することがなくなるでしょう。

参加する前に取り組むべき3つの準備

研修の内容やどんな人が行うかも大事ですが、研修参加前の準備をすることでより有意義な時間を過ごすことができます。

大前提として何のために研修に参加をするかを明確にすることが大事です。

明確にするために3つのポイントを確認していきましょう。

臨床で悩んでいることで見つける

実際に臨床で担当している患者さんや利用者さんの悩みを解決するための研修に参加しましょう。

ただし、研修・セミナーは同じテーマでも内容や形態が異なっています。

まずは臨床中の悩みがどのような問題点かを考えて一番適切な研修・セミナーを選ぶ必要があります。

例えば)リスク管理について

知識はあるけれどその知識をどう活用すればいいのか分からない場合は実技研修に参加。(重介助のトランスファーの方法)

また知識が足りなくて不足分の知識を研修で勉強したい場合は座学研修に参加。(リスク管理の仕方)

など自分に必要な研修を見つけることで後悔しない研修参加ができます。

今の自分に必要な知識・情報を確認する

上記の項目と少し重複していますが、今の自分に必要な知識・技術を確認して研修に参加しましょう。

・これから悩むだろう問題点に対してあらかじめ勉強しておく(遠い未来)

・今、自分が不足している情報をあらかじめ補っておく(近い未来)

やみくもに参加するのではなく、上記をしっかり把握したうえで研修・セミナーを選びましょう。

注意点としては「いつか役に立つだろう」ではいざ使うときには忘れてしまっています

自分で復習できればいいのですが、最悪の場合、もう一度同じ内容の研修に参加しなくてはいけません。

これはお金と時間の無駄になってしまいます。

気を付けましょう。

研修に参加する内容の基礎部分をある程度知っておく

これは非常に大切なポイントです。

多くの研修・セミナーの場合ははじめの部分で基礎的な内容を教えてくれるのですが、ここに集中力と体力を使ってしまうと、後半にガス欠を起こしてしまいます。

そのため、前半の基礎的な部分は復習だと思える程度にしておくと後半まで集中力・体力を維持ができます

上記で、研修で何を学びたいかを決めたので、必要な知識・情報を吸収できるよう体力配分をしていきましょう。

実技でも同様で、触診の研修ではあらかじめ起始・停止などの解剖運動生理を復習しておきましょう。

腰痛や肩痛などの治療アプローチセミナーではポイントとなる骨や筋肉などを触れるようにしておくことで、治療内容に集中できます。

また余力があれば講師に質問ができ、より有益な時間を過ごすことができますね。

終わりに

いかがだったでしょうか?

研修やセミナーはお金と時間がかかるので、参加する前に準備をしましょう。

もちろん、オンラインでの研修・セミナーでも同じです。

おさらいです。

後悔しないための準備は3つあります

1つ目は臨床で悩んでいることで見つける

2つ目は自分に必要な知識・情報を確認する

3つ目は参加する研修内容の基礎部分をある程度知っておく

この記事を読んで研修の準備をすれば有意義な時間を過ごすことができるでしょう。

有意義な時間を過ごし、良いインプットができたらさっそく、アウトプットしていきましょう。

3つの準備で研修参加してればアウトプットする相手は近くにいるはずです。

以上、【反省を活かす】研修参加で後悔しないための3つの準備 でした。

ABOUT ME
aokazu
理学療法士10年目 整形外科クリニックで理学療法を行ってます。 今まで働いてきて思ったことや感じたことなどを伝えていきます。 私の疑問があなたの疑問を解決できることを目指していきます。